自己紹介-中編-– 宣伝広告費ゼロへの挑戦 –

私が今のネットワークビジネスに出会うまでの経緯〈Part２〉

それは、投資顧問会社で5年間にわたり働いていた当時、熱中して学んでいた呼吸法を世に広めようと思い立って、自ら「呼吸セラピー」という講座を作って、都内のカルチャースクールで開講させていただいたのです。

カルチャースクールの多くは、百貨店が主催しているケースが多く、池袋、新宿、渋谷などの当時メジャーだったカルチャーセンターに片っ端から飛込み営業をして、講座を開設することに成功しました。

しかし、実際に開講してからは苦労の連続でした。無料のお試し講座を最初にやるのですが、そこに申し込んで頂き、そのまま続けて頂けるお客様がいなければ講座は1回でお終いです。

また、3ヵ月ごとに受講料の支払いがあるので、そこで辞められると講座も自動的に消滅してしまいます。上手に受講生を集めて、そのまま多くの受講生を継続できる講座は、人気講座としてカルチャースクールの目玉商品です。

反面、講座の立ち上げに成功して、そのまま受講生をキープできていても、人数が伸び悩んでいると、教室に行くたびに肩身の狭い思いに苛まれます。

だだっ広い教室で、数人の生徒さんが来るのを一人で待っていると「いったい自分は何をやっているんだろう？」と思い悩みます。そして人気の講座を見て思ったことは「自分がやりたいことではなく、お客様が求めているものを提供しなければだめなんだ！」ということです。

当時は西野流呼吸法というのが流行っていて、ある意味ブームだったこともあり、呼吸法にハマっていた自分にもできると甘く考えたわけですが、そんなに簡単なお仕事ではありませんでした。

自分で商品をゼロから作るなら、お客様が求めているものを作らなくては商売にならないということを、カルチャースクールにおいて嫌という程学んだわけです。

そして、いよいよ私の個人事業主としてのチャレンジが始まります。

個人事業主としての働き方＞コールセンターVS飛び込み営業

電話機にアダプターを取り付けると通話料金が安くなるという単純なサービスですが、当時は未だNTTの独壇場で、通信の自由化の先駆け的なサービスを手始めに扱いました。

当初は、他の代理店のやり方を参考にして、マンションの一室を月10万円で借りて小さなコールセンターを立ち上げ、近所の主婦を求人広告で集めて“テレアポで見込み客を作って契約を取る”というやり方で営業代行を始めました。

いくら稼げても出費が多かったら何のために働いているのか意味不明です。色々考えましたが、売上より経費の削減を優先すべきだと決断して、コールセンターを畳んで一人で飛び込み営業で契約を取るやり方に切替えました。

その後は健康食品(クロレラ)のクロージング営業、ケーブルテレビの拡販営業等々、まっとうに稼げるものなら可能な限り手掛けました。

体一つで自宅を事務所にしていたので、とにかく固定費が激減したのは大きく、何でもっと早くこのやり方にしなかったのか！というより「最初からこのやり方でやっていれば事業ローンとか必要なかったのに (-_-;)」と余計な借金を作ったことを後悔しました。

日々の生活もそれなりに充実し、一年を通して休みもほとんど取らずに懸命に働きましたが、訪問営業の仕事は在宅率の高い時間帯に集中して働く仕事だったので、夜や雨の日の空いた時間の有効活用を考えるようになりました。

当時は訪問営業の仕事はフルコミで結果さえ出せれば効率よく稼げました。今でこそ人と会う仕事はコロナの影響で厳しくなりましたが、未だそんな気配は全く無かった平和な時代です。

「借金と不安」どうやって厳しい現実を変えれば良いか？＞私の選択

本業オンリーで頑張っていた当時はそこそこ稼ぐことはできましたが反面不安もありました。それは自分の時間を使って稼ぐことに対する不安です。考えたくないけど「もしここで病気になったらどうする？」

「或いは事故で入院したらどうなる？」

当時はまだまだ住宅ローンや事業の借金もあったので毎月の元利の返済が辛かった！無駄に借りたわけではなかったにしても借金返済の為に働いている感覚でした。

つまるところ前倒しで借金を全て返済して「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキさんが言う経済的自由を獲得したい！と考えるようになったのは必然と言えば必然の流れでした。

日頃の訪問営業はお客様が来店してくれるのを待つ営業ではなく、こちらの都合でお客様の家に飛込む営業ですからお客様との接点をどう作るかが難しく苦労しました。

「もっと楽に仕事を取る方法はないか？」

「見込み客を作るのにインターネットを利用できないか？」

インターネットを使って見込み客を作れれば、どんなビジネスでも半分は成功したも同然です。

私が初めて体験したアフィリエイトとは？＞メリット＆デメリット

当時は可能性に賭けて必死の思いと必死の覚悟でやっていたので、普通は手を出しづらい禁忌のジャンルなら勝てる可能性が高い(人の行く裏に道あり花の山/私の座右の銘です)と考えてスケベ心は無く極めて真面目にチャレンジしました。

全くの初心者が独学で始めましたが無料のFC2ブログで作って、翌月にはもうページキーワードが検索上位にヒットして(FC2ブログはサブドメインなので短期間に結果が出やすい)月末に入金があったのには感動しました。

キーワードに固有名詞(AVなら女優名)を使うとヒットしやすいとか、アクセス数を水増しするため相互リンクをしてもらったりとか、色々な手法を学んだのは全てアダルトアフィリの先輩たちからです。画像処理もモザイク掛けをやってるうちに自然に上達しました。

頑張ってほぼ１年間続けました。が、どうやっても収益が目標に届かず…最後は結局は見切りを付けて辞めました。最初のアプローチとしては失敗でしたが、メリットとしては自己流ながらネットスキルの基礎は学べたと思っています。

今思えば１つのサイトでそこそこ稼げたので「まず(0→1)は成功した」、次にキーワードを変えて他のジャンルのブログを量産すれば(1→10)も可能だったはず、でも当時はそれが出来なかった！

言い訳ですがアダルトという特殊なジャンルだったので一人で隠れてこっそりやるのが精一杯、書くキーワードをこちらで決めてライティングを外注すればブログも量産できたはずですが、当時はそこまで確信が持てず量産化には踏み切れませんでした。

ちなみにアダルトというジャンルは普通の物販に比べて成果報酬率が高く稼ぎやすい分野です。しかしそれでも１つのブログの収益では少ないのでそれをどう量産するかが決め手になります。いわんや普通の物販ではなおさらです。

一人で全部できるならリスクは抑えられますがそれでは利益も少ない！自分で全てこなすのは時間的に限界があるので外注をかける。「薄利多売」これがアフィリエイトの宿命(デメリット)だと私は考えています。

アフィリエイトはキーワードを検索順位の上位に持っていきアクセス数を集める仕事といってもよいでしょう。つまり検索エンジンのグーグルに気に入られなければならない、でSEOを必死にやる。しかし一度上位表示されてもそれが続かない！

せっかく(0→1)が成功して(1→10)を目指してブログを量産しても肝心のキーワードが上位表示されなくては収益よりコストが上回るリスクが高くなってしまいます。最近は特に個人ブログがSEOで苦戦を強いられる傾向が強まっているのもアフィリエイトの厳しい現実の１つです。

アフィリエイトとネットワークビジネス＞どっちを選ぶ？

アフィリエイトとネットワークビジネスの違いを扱う商品にフォーカスして言うと、アフィリエイトは多くの商品を扱い１つの商品に固執することはありません。扱う商品を自分で使う必要もないしその愛用者になる必要もない。常に売れるものを探して、扱う商品をどんどん増やしていかなければ売り続けることはできないでしょう。

しかしネットワークビジネスは違います！ネットワークビジネスは自分が製品の愛用者になりその良さを人に伝えていくというビジネスモデルなので、1つの製品を末永く愛用します。10年以上使い続けるなんてネットワークビジネスでは全然珍しくないのです。

ここでは結論だけ言いますが、インターネットによる集客に興味があっても扱う商品には興味が無い人、言い方を変えると「扱う商品の愛用者になって毎月その商品を自分で購入するのはコストだと感じる！」「できれば購入する義務のないネットワークビジネスをやりたい！」そう考える方はネットワークビジネスではなくアフィリエイトを選択するべきです。

最初のスタートを間違えると、せっかくネットワークビジネスの集客に成功しても長続きせず、最終的には他のMLMビジネスに目移りして乗り換える、いわゆるMLMの渡り鳥になる可能性が高いのです。ご本人にとってもマイナスですがビジネス被害者を作るリスクも高くなるので愛用者になれない方にはネットワークビジネスはお勧めできません。

私の場合はどうなの？というと、もともとサプリメントには興味があって色々購入して有効性は体感していましたし、本当に良い製品なら自分自身の健康にも役立ちビジネスとして扱えれば一石二鳥だと思ったのです。なので私が下した決断は当然ネットワークビジネスです！(^^v)

クチコミ系ネットワークビジネスのトラウマ＞デメリット

もしかしたら過去にこんな体験をしたことないですか？

「知り合いからお茶に誘われて行ってみたら知らない人を紹介されて、なんとなくセミナーに参加することになって結局MLMをやる羽目になった！」

もちろん結果が良ければ問題ありませんが、多くの場合は稼げるどころか大損して終わります。

「ネットワークビジネスをやっている」というと、知っている方は嫌な顔をします。それはご自分が過去に嫌な体験をしたか、或いはしつこい勧誘に悩まされたことがあるからだと思います。

私も今までに色々なネットワークビジネスに誘われました。最初の頃は誘われるままに始めましたが、自分からやってみようと思ったわけではないので、登録しただけで活動は全くしませんでした。

久しぶりに会った知人から紹介されセミナーに参加する羽目になる！ネットワークビジネスのこういう闇の部分がどれだけビジネス被害者を出しているのか、ここが改善されない限りMLMの悪い噂は絶えないでしょう。

ただ、だからと言って全てのネットワークビジネスがこういった被害者を出しやすい従来の勧誘方式でやっているわけではありません。インターネットを使えば知り合い知人を勧誘する必要は全くありませんし、そもそもネットワークビジネスは怪しいビジネスではありません。

ハーバライフとの出会いと挫折＞宣伝広告費ゼロへの挑戦

それでも懲りずに自分のサイトを持つことを決意した理由は、今のネットワークビジネスの前に挑戦したハーバライフというMLMがきっかけです。

ハーバライフにはネットワークビジネスにつきものの「まとめ買い」というシステムがあって、１年分くらいをまとめて買うので紹介者にはかなりのインセンティブが一時的に発生します。これを「たった一人の集客でも大きく稼げる♪」と割り切ることもできますが「まとめ買い」をするのは私のようなビジネス目的の人です。

実際やってみて集客できずに収入が発生しなければ二度と再び「まとめ買い」することはありません。一時的に成功したように見えセミナーの壇上で回りからもてはやされても、その後収入はゼロになって人知れずビジネスから去る…というのが「まとめ買い」の寂しい結末です。

集客にインターネットが使えるか？しかし調べてみると国内のMLMはほぼ全てが対象外でした。そんな中実際に集客にサイトを使っているグループを発見、すぐに問い合わせて色々確認しましたが全てOK！飛びつくように参加を決めました。これでやっと自分の集客システムを作り上げる段階に入ることができたのです！(^^v)

「広告費ゼロでインターネット集客したい！」その夢を叶えるにはどうしてもサイト作成が必要です。しかし私はFC2ブログ以外のスキルはゼロ！ならば扱いやすいサイト作成ツールを探すしかありません。

幻のツールを探すため再び日々検索して、やっとQHM(今のワードプレスのようなもの)というサイト作成ツールを探し当てました。そのQHMで作ったホームページで１年後集客に成功！作ったホームページはそのまま使い続けて現在に至ります。

始めた当初は３年くらいは毎日記事更新していましたが、その後は時々メンテナンスする程度でサイトはほぼ放置状態、でもだからと言って何もしなかったわけではありません。日々の仕事内容は私自身の集客よりダウンさんのフォローを中心に活動していました。当時の私のキーワードは「副業」(今は「起業」にシフトしました！)

現在も現役で働いてくれているホームページが「副業ネットワークビジネスの始め方」です。今はスマホ全盛なので流行りませんが、３カラムといって３つのパーツから構成されている旧式のテンプレートを記念の為に現在もそのまま使っています。

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